
【2025年版】アメカジブーツ定番人気ブランド5選!おすすめワークブーツ&アメカジブーツコーデもご紹介
アメカジとは、「アメリカンカジュアル」の略称で、アメリカの若者や労働者たちのカジュアルなファッションスタイルを指します。
1980年代後半から1990年代にかけてアメカジは日本独自の進化を遂げ、「渋カジ*」などのトレンドが誕生し、若者たちの間で一大ムーブメントとなりました。
*渋谷発祥のカジュアルスタイルのこと
アメカジには、動きやすさや着心地の良さを重視したアイテムが多く、代表的なものでいえばデニムやTシャツ、スタジャンやスニーカー、ブーツなど。
中でも「ブーツ」は、無骨でかっこいいアメカジコーデを完成させる上で、“絶対に外せない”アイテムです!
そこで、こちらの記事では、アメカジ初心者の方向けに、アメカジブーツの定番人気ブランドをご紹介していきます。
普段のコーデをカッコよく演出してくれるアメカジブーツを探している方は、必見です!
アメカジブーツの魅力について
アメカジブーツの魅力は、なんといっても「無骨なかっこよさ」!
アメカジブーツは、もともとワークブーツやミリタリーブーツが起源となっているため、ゴツくて男らしいシルエットが特徴です。
王道のアメカジスタイルであるデニムジーンズとの相性が良く、ジーンズをブーツインして履いても、ロールアップして履いてもサマになります。
デニム×ブーツは、アメカジスタイルにおける『王道コンビ』といっても過言ではないでしょう。
また、多くのアメカジブーツは上質なレザーを使用しているため、履けば履くほど経年変化(エイジング)が楽しめます。
“自分だけの味”が出るアメカジブーツは、「世界に一つしか存在しない」という魅力もありますよ。
アメカジ好きにおすすめ!定番人気ブーツブランド5選
ここからは、アメカジ好きの方向けに、アメカジブーツの定番人気ブランドをご紹介します。
それぞれのブランドには、アメリカの歴史や文化に根差したブーツが多く揃っていますので、お好みのアメカジブーツを見つけていきましょう!
ダナー(Danner)
1932年、アメリカ・オレゴン州ポートランドで創業したブーツメーカー「Danner(ダナー)」。
アメリカで最初にビブラムソールを使用したブーツ「マウンテンライト」や、靴業界で初めてゴアテックスを使用したシューズ「ダナーライト」を開発したブランドとして知られており、ブーツ業界のパイオニア的存在です。
タフで軽量かつスタイリッシュなダナーブーツはファッションに取り入れやすく、日本でも定番のアメカジアイテムとして、多くのアメカジフリークに愛されています。
Danner(ダナー) × Lightning
サイドゴア ショートブーツ KALAMA SIDEGORE LTNG ブラック
価格:52,800円(税込)
Danner(ダナー)からご紹介するアメカジブーツは、ミリタリーファッション誌「Lightning(ライトニング)」とコラボした「サイドゴアショートブーツ」。
経年変化が美しいHorween社のクロムエクセルレザー*を使用し、熟練のクラフトマンが一足一足ていねいに仕上げました。
*オリジナルにブレンドされた油脂を時間をかけて浸透させた革
靴のアッパー(靴の上半部分)には、クロムエクセルレザーの中でも、飴色にエイジングする茶芯レザーを採用。
履き込むほどに茶芯レザー本来の色合いに変化し、“自分だけの一足”に育ちます。
1ヶ月育てたら、ブーツ全体にほんのりと艶が出始め、自身の足にも馴染んだ感覚を得られるはず。
半年育てたら、ヴィンテージレザー愛好家たちが切望した「茶芯」に出会えるはず。
一生履き続けたいと思えるアメカジブーツとの出会いを、みなさんにも体感してもらえるでしょう。
レッドウィング(RED WING)
RED WING公式サイト(https://redwingheritage.jp/)より
「レッドウィング(RED WING)」は、1905年にアメリカ・ミネソタ州のレッドウィングという町で創業、鉱夫や農夫・工場労働者のために耐久性・機能性に優れたワークブーツを製造するところから始まりました。
日本においては、“アメカジムーブメント”の火付け役ともなったアメカジブーツブランドです。
創業から100年以上経った今もなお、伝統と品質にこだわったブーツを作り続けるレッドウィング(RED WING)。
アメリカの自社工場で職人が一つひとつ手作業で作り上げるタフで美しい佇まいのブーツは、世界中のファッショニスタに愛され、『永遠の定番』とも言われています。
アイリッシュセッター 6インチ クラシックモック
RED WING公式サイト(https://redwingheritage.jp/)より
価格:51,150円(税込)
こちらは、1950年代に誕生したアメカジの象徴ともいえるレッドウィング(RED WING)の「アイリッシュセッター 6インチ クラシックモック #875」。
モカシンタイプのつま先デザインで履きやすく、耐久性とクッション性に優れたトラクショントレッド・ソールを採用しているため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴。
履き込むほどに味わいが増す良質なレザーブーツだからこそ、経年変化もお楽しみいただけます。
日本でもレッドウィングを代表するブーツとして、多くの男性に愛され続けています。
WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)
WHITE’S BOOTS公式サイト(https://whitesbootsjapan.com/)より
“King of Boots”と称えられる、アメリカ屈指のワークブーツブランド「WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)」。
創業者のオットー・ホワイト氏が「世界一良質なワークブーツを作る」というコンセプトを掲げて立ち上げました。
創業から一貫してハンドメイドによる丁寧な作りを誇りとし、現在も多くのブーツファンに親しまれているブランドです。
6インチ スモークジャンパー レーストゥトォ
WHITE’S BOOTS公式サイト(https://whitesbootsjapan.com/)より
価格:169,400円(税込)
こちらは、創業から100年を超える歴史の中で、製法の根源を変えることなく生産され続けたWHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)を代表するモデル「スモークジャンパー(SMOKE JUMPER)」。
Horween社のクロムエクセルレザーを使用し、ドレッシーな見た目が特徴です。
また、つま先の反りに、ドレス感を醸し出すスタンダードなレースアップ、さらには足長効果が期待できる1/4ヒールアップを採用しています。
スモークジャンパーブーツは、アメカジブーツ特有のゴツさにエレガントさをプラスしています。
WESCO(ウェスコ)
WESCO JAPAN公式サイト(https://wescojapan.com/)より
1918年、創立者John Henry Shoemakerによって誕生したアメリカのブーツブランド「WESCO(ウェスコ)」。
裁断、縫製、ソールの取り付けなどをすべて自社工場で行い、 創業当時から守り続けるステッチダウン製法(つり込みの際にアッパーの端を外側に広げてソールとの縫い代にする製法)によって、タフで足馴染みのよい良質なアメカジブーツを作り続けています。
スタンダード ジョブマスター
WESCO JAPAN公式サイト(https://wescojapan.com/)より
価格:55,000円(税込)〜
WESCO(ウェスコ)の代表モデルといえば、1938年に誕生した「ジョブマスター」。
その名の通り、さまざまな仕事に対応する、汎用性の高いワークブーツとして人気を集めています。
ロガーブーツの面影を残しつつも職業問わず履けるブーツとして作られているため、タウンユースからアウトドアユースまで幅広いシチュエーションで履ける名品。
特にトゥの先までレースアップできるレース・トゥ・トゥを採用したホールド感は、ブーツを履く人に安心感を与えるとともに、アメカジブーツの重さを感じさせない仕上がりとなっています。
ドクターマーチン(Dr. Martens)
Dr. Martens公式サイト(https://jp.drmartens.com/home)より
「ドクターマーチン(Dr. Martens)」は、ドイツ人の医師、クラウス・マルチン博士から始まりましたというのは有名な話。
スキー事故で足を痛めたマルチン博士が、リハビリのために古いタイヤを加工してクッション性のあるソールを考案し、研究と改良を重ね、ラバーのような特殊素材にエアを封じ込めたソールを発明しました。
耐摩耗性、耐寒性、耐熱性を持ち、独自の薬品を配合した透明なソールが、現在のドクターマーチン(Dr. Martens)のトレードマークとされる「エアクッションソール」です。
1460 8 ホールブーツ
Dr. Martens公式サイト(https://jp.drmartens.com/home)より
価格:29,700円(税込)
1960年4月1日に生産ラインに乗った日付に由来するコードネームを冠した、ドクターマーチン(Dr. Martens)の記念すべきファーストモデル「1460 8 ホールブーツ」。
同ブランドの象徴として、いまでも人気が高いアメカジブーツモデルです。
ブーツにはイエローのウェルトステッチを施し、履き口にはブランドのロゴが入ったヒールループを取り付けています。
ドクターマーチン(Dr. Martens)のDNAを色濃く受け継いだ一足。
2025年版!おしゃれなアメカジブーツコーデ特集
こちらでは、アメカジブーツを使ったおしゃれなコーディネートをご紹介します。
「アメカジブーツをどうやってファッションに取り入れたら良いか?」、ぜひ今後のスタイルの参考にしてくださいね。
デニム×アメカジブーツ。定番のロールアップスタイルに
アメカジブーツを合わせるなら、王道にして頂点の濃いめデニムスタイルが一番です。
ブーツの色問わず、どんなアメカジスタイルにもぴったりなので、アメカジ初心者の方におすすめ。
デニムをロールアップしてアメカジブーツと合わせることで、こなれ感も演出できますよ。
ベージュのアメカジブーツには、薄いデニムが◎
アメカジブーツの定番色はブラックやブラウンですが、ベージュのブーツもおしゃれ。
ベージュのアメカジブーツには、同じく色合いの薄いデニムを合わせると、カラートーンが統一されてスタイルがまとまります。
派手色パンツ×アメカジブーツでワイルドスタイル
派手色パンツに、無骨でタフなアメカジブーツを合わせてワイルドに着こなすのもおすすめ。
アメカジブーツは存在感のあるアイテムなので、濃いめのファッションアイテムに合わせても色褪せることはありません。
ブーツインすることで、より男らしさがアップしますよ。
おわりに
アメカジブーツは、アメカジスタイルを楽しむ上で欠かせないアイテム。
履くだけで、タフで男らしいコーディネートが完成します!
また、単なる靴として履くだけでなく、経年変化を楽しむことができるアメカジブーツは、育てる楽しさもあります。
ぜひ、お気に入りの一足を見つけて、「あなただけのブーツ」に育ててくださいね。