
2025年最新版!メンズエンジニアブーツ人気ブランド特集|定番モデルのおすすめブーツ&選び方もご紹介
無骨でタフなデザインで、アメカジフリークやバイカーを中心に人気を誇る「エンジニアブーツ」。
耐久性・機能性にも優れており、長く愛用できるアメカジアイテムとしても支持されています。
こちらの記事では、「メンズエンジニアブーツの人気ブランド」や「定番モデルのおすすめエンジニアブーツ」をご紹介していきます。
アメカジスタイル、渋カジスタイル、バイカースタイルなど・・・ ワイルドで男らしいコーディネートが完成するエンジニアブーツを、チェックしていきましょう!
エンジニアブーツとは
エンジニアブーツは、鉄道機関士や工場労働者など、過酷な環境で働く人々が履いていたワークブーツや安全靴の一種。
“作業用ブーツ”としてアメリカ合衆国で誕生したのが起源のため、頑丈で高い機能性を持ち、足首までしっかりと保護するデザインが特徴です。
エンジニアブーツの特徴
- 耐久性に優れたレザーを使用
- 滑りにくく耐摩擦性に優れたソール
- つま先にスチール製のカップ(鉄板)を内臓
- 甲の部分または履き口にベルトがある
近年では、ファッションアイテムとして取り入れる男性も多いため、さまざまなデザインの「エンジニアブーツ」がありますよ。
エンジニアブーツの選び方
エンジニアブーツを選ぶときは、「素材」「サイズ」「高さ」の3点に注目してみるのがおすすめ。
それぞれ、選ぶポイントについて解説していきます。
スムースレザー?スエード?素材で選ぶ
エンジニアブーツの素材は、主に「スムースレザー」と「スエード」の2タイプに分かれます。 スムースレザーとは、表面がなめらかな革のこと。
表面に凸凹や起毛がなく、フラットでやわらかな手触りが特徴です。
艶やかな仕上がりで高級感があるため、チノパンやきれいめのデニム、ジャケットなどに合わせやすいエンジニアブーツですよ。
スエードとは、なめした皮革の裏側を紙や金属のヤスリなどをかけて毛羽立たせた生地のこと。
起毛感が強く、独特の陰影・光沢があるため、あたたかみのある仕上がりになっています。
着色しやすくカラーバリエーションが豊富なので、ラフに着こなしたい方や、カジュアルなファッションが多い方におすすめのエンジニアブーツです。
エンジニアブーツはジャストサイズが◎
エンジニアブーツは、ジャストサイズのものを選びましょう。
スニーカーに比べてエンジニアブーツは革も厚く伸縮が少ないため、小さめのサイズを選んでしまうとキツくて履きにくい…なんてことが起こってしまうことも。
そのため、普段履いている靴のサイズと同じものを選ぶのがベストです。
※履いた時に「少し大きいかも」と感じる場合は、中敷などを入れてサイズ調整してくださいね。
エンジニアブーツのサイズは『USサイズ』で表記されていることが多いため、各ブランドが提示しているサイズ表を確認しておくと安心です。
普段使いで履くならショート丈がおすすめ
エンジニアブーツには、ロング丈のブーツとショート丈のブーツの2種類あります。
バイカーの方がよく履いているのは、「ロング丈」のエンジニアブーツ。
転倒時や運転時に足を保護する役割として、長めの丈のブーツが選ばれています。
タウンユースとして履くことが多い方や、デニムをロールアップして履く方は、ショート丈のエンジニアブーツを選ぶのがおすすめですよ。
メンズ必見!エンジニアブーツ人気おすすめブランド特集
ここからは、メンズエンジニアブーツの人気ブランドをご紹介します!
それぞれのブランドの定番モデルからおすすめのエンジニアブーツも厳選していますので、お好みの一足を見つけてみてくださいね。
ダナー(Danner)
1932年、アメリカ・オレゴン州ポートランドで創業したブーツメーカー「Danner(ダナー)」。
アメリカで最初にビブラムソールを使用したブーツ「マウンテンライト」や、靴業界で初めてゴアテックスを使用したシューズ「ダナーライト」を開発したブランドとして知られており、ブーツ業界のパイオニア的存在です。
タフで軽量かつスタイリッシュなダナーブーツはファッションに取り入れやすく、日本でも定番のアメカジアイテムとして、多くのアメカジフリークに愛されています。
Danner(ダナー) × Lightning
サイドゴア ショートブーツ KALAMA SIDEGORE LTNG ブラック
価格:52,800円(税込)
Danner(ダナー)からご紹介するエンジニアブーツは、ミリタリーファッション誌「Lightning(ライトニング)」とコラボした「サイドゴアショートブーツ」。
経年変化が美しいHorween社のクロムエクセルレザー*を使用し、熟練のクラフトマンが一足一足ていねいに仕上げました。
*オリジナルにブレンドされた油脂を時間をかけて浸透させた革
靴のアッパー(靴の上半部分)には、クロムエクセルレザーの中でも、飴色にエイジングする茶芯レザーを採用。
履き込むほどに茶芯レザー本来の色合いに変化し、“自分だけの一足”に育ちます。
1ヶ月育てたら、ブーツ全体にほんのりと艶が出始め、自身の足にも馴染んだ感覚を得られるはず。
半年育てたら、ヴィンテージレザー愛好家たちが切望した「茶芯」に出会えるはず。
一生履き続けたいと思えるエンジニアブーツとの出会いを、みなさんにも体感してもらえるでしょう。
レッドウィング(RED WING)
RED WING公式サイト(https://redwingheritage.jp/)より
「レッドウィング(RED WING)」は、1905年にアメリカ・ミネソタ州のレッドウィングという町で創業、鉱夫や農夫・工場労働者のために耐久性・機能性に優れたワークブーツを製造するところから始まりました。
日本においては、“エンジニアムーブメント”の火付け役ともなったブーツブランドです。 創業から100年以上経った今もなお、伝統と品質にこだわったブーツを作り続けるレッドウィング(RED WING)。
アメリカの自社工場で職人が一つひとつ手作業で作り上げるタフで美しい佇まいのブーツは、世界中のファッショニスタに愛され、『永遠の定番』とも言われています。
アイリッシュセッター 6インチ クラシックモック
RED WING公式サイト(https://redwingheritage.jp/)より
価格:51,150円(税込)
こちらは、1950年代に誕生したアメカジの象徴ともいえるレッドウィング(RED WING)の「アイリッシュセッター 6インチ クラシックモック #875」。
モカシンタイプのつま先デザインで履きやすく、耐久性とクッション性に優れたトラクショントレッド・ソールを採用しているため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴。
履き込むほどに味わいが増す良質なレザーブーツだからこそ、経年変化もお楽しみいただけます。
日本でもレッドウィングを代表するブーツとして、多くの男性に愛され続けています。
WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)
WHITE’S BOOTS公式サイト(https://whitesbootsjapan.com/)より
“King of Boots”と称えられる、アメリカ屈指のワークブーツブランド「WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)」。
創業者のオットー・ホワイト氏が「世界一良質なワークブーツを作る」というコンセプトを掲げて立ち上げました。
創業から一貫してハンドメイドによる丁寧な作りを誇りとし、現在も多くのブーツファンに親しまれているブランドです。
6インチ スモークジャンパー レーストゥトォ
WHITE’S BOOTS公式サイト(https://whitesbootsjapan.com/)より
価格:169,400円(税込)
こちらは、創業から100年を超える歴史の中で、製法の根源を変えることなく生産され続けたWHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)を代表するモデル「スモークジャンパー(SMOKE JUMPER)」。
Horween社のクロムエクセルレザーを使用し、ドレッシーな見た目が特徴です。
また、つま先の反りに、ドレス感を醸し出すスタンダードなレースアップ、さらには足長効果が期待できる1/4ヒールアップを採用しています。
スモークジャンパーブーツは、エンジニアブーツ特有のゴツさにエレガントさをプラスしています。
WESCO(ウェスコ)
WESCO JAPAN公式サイト(https://wescojapan.com/)より
1918年、創立者John Henry Shoemakerによって誕生したアメリカのブーツブランド「WESCO(ウェスコ)」。
裁断、縫製、ソールの取り付けなどをすべて自社工場で行い、 創業当時から守り続けるステッチダウン製法(つり込みの際にアッパーの端を外側に広げてソールとの縫い代にする製法)によって、タフで足馴染みのよい良質なエンジニアブーツを作り続けています。
スタンダード ジョブマスター
WESCO JAPAN公式サイト(https://wescojapan.com/)より
価格:55,000円(税込)〜
WESCO(ウェスコ)の代表モデルといえば、1938年に誕生した「ジョブマスター」。
その名の通り、さまざまな仕事に対応する、汎用性の高いワークブーツとして人気を集めています。
ロガーブーツの面影を残しつつも職業問わず履けるブーツとして作られているため、タウンユースからアウトドアユースまで幅広いシチュエーションで履ける名品。
特にトゥの先までレースアップできるレース・トゥ・トゥを採用したホールド感は、ブーツを履く人に安心感を与えるとともに、エンジニアブーツの重さを感じさせない仕上がりとなっています。
ビルトバック(BILTBUCK)
ATTRACTIONS公式サイト(https://attractions.co.jp/)より
アメリカンヘリテージとモーターサイクルカルチャーを組み合わせ、独自の世界観を構築する「ビルトバック(BILTBUCK)」。
ATTRACTIONS(アトラクションズ)が運営するレザーウェアブランドです。
最高級イタリアンレザーを採用し、ドレッシーでクラシカルなデザインのエンジニアブーツを多く展開しています。
Lot.444 Engineer Boots
ATTRACTIONS公式サイト(https://attractions.co.jp/)より
価格:118,800円(税込)
こちらは、世界中でロングヒットを続けるビルトバック(BILTBUCK)の代表作でもあるエンジニアブーツ「Lot.444 Engineer Boots」。
フルベジタブルタンニング・ホースバットレザーをアッパー部分に採用し、特別な染色・加工によりエイジングを堪能できます。
流麗でクラシカルなフォルムと、ドレスブーツのような美しさを持つエンジニアブーツは、多くの男性を魅了し続けています。
チペワ(CHIPPEWA)
CHIPPEWA公式サイト(https://www.boots-world.com/)より
1901年に、アメリカウィスコンシン州チペワフォールズで創業したシューズブランド「チペワ(CHIPPEWA)」。
伐採場で木材を切り出し運ぶ人々の足を保護するために、高品質なブーツを開発したのが原点。
第一次世界大戦以降、ミリタリーブーツとして米軍に支給されたことでも有名なブランドです。
今もなお、こだわりのハンドクラフト&メイドインUSAを貫いており、エンジニアブーツブランドとして地位を確立しています。
8インチSUPER DNAワークブーツ
CHIPPEWA公式サイト(https://www.boots-world.com/)より
価格:59,180円(税込)
極寒・湿潤な条件・厳しい地形でも履くことができる、チペワ(CHIPPEWA)の「8インチSUPER DNAワークブーツ」。
グッドイヤーウェルテッド製法で耐久性に優れており、長く愛用できます。
また、米国材料試験協会の規格を満たすスチールトゥを採用し、高い安全性も保持しています。
ムラ感のあるカラーリングでこなれた印象のエンジニアブーツは、デニムやチノパン、幅広いコーディネートにおすすめ。
ロンウルフ(LONE WOLF)
HIYONA公式サイト(https://hinoya.shop/)より
「ロンウルフ(LONE WOLF)」は、ワークウェアブランドのSUGAR CANE(シュガーケーン)が作り上げたブーツブランド。
ブーツの各パーツはアメリカ製、縫製は日本の職人が手がけるこだわりがあるブランドです。
無骨ながらもクラシカルな雰囲気をまとう、おしゃれなエンジニアブーツを多く展開しています。
CAT'S PAW SOLE ENGINEER LW00300
HIYONA公式サイト(https://hinoya.shop/)より
価格:76,780円(税込)
ロンウルフ(LONE WOLF)からご紹介するのは、「No.LW00300 エンジニアブーツ」。
1930~1940年代のエンジニブーツに見られるハーフラバーソールを採用し、ヒールには5mm厚の本革を4枚も使った贅沢な仕様になっています。
スエード生地をベースに、アッパーにはホーウィン社のレザーを使用しているため、厚手ながらも柔軟性があり、耐久性に優れた仕上がり。
傷や汚れを気にせず、普段使いとして活躍するエンジニアブーツです。
ドクターマーチン(Dr. Martens)
Dr. Martens公式サイト(https://jp.drmartens.com/home)より
「ドクターマーチン(Dr. Martens)」は、ドイツ人の医師、クラウス・マルチン博士から始まりましたというのは有名な話。
スキー事故で足を痛めたマルチン博士が、リハビリのために古いタイヤを加工してクッション性のあるソールを考案し、研究と改良を重ね、ラバーのような特殊素材にエアを封じ込めたソールを発明しました。
耐摩耗性、耐寒性、耐熱性を持ち、独自の薬品を配合した透明なソールが、現在のドクターマーチン(Dr. Martens)のトレードマークとされる「エアクッションソール」です。
1460 8 ホールブーツ
Dr. Martens公式サイト(https://jp.drmartens.com/home)より
価格:29,700円(税込)
1960年4月1日に生産ラインに乗った日付に由来するコードネームを冠した、ドクターマーチン(Dr. Martens)の記念すべきファーストモデル「1460 8 ホールブーツ」。
同ブランドの象徴として、いまでも人気が高いエンジニアブーツモデルです。
ブーツにはイエローのウェルトステッチを施し、履き口にはブランドのロゴが入ったヒールループを取り付けています。 ドクターマーチン(Dr. MartensのDNAを色濃く受け継いだ一足。
Schott(ショット)
Schott公式サイト(https://schott-nyc.jp/index.html)より
「Schott(ショット)」は、1913年にアメリカ・ニューヨークでショット兄弟が創業したレザーウェアブランド。
ボタン仕様しかなかった当時、フロントジッパーを採用したライダースジャケットを販売し、その後のライダース史に大きな影響を与えました。
また、ラモーンズやセックスピストルズなど多くのロックミュージシャンにも愛用者の多いブランドです。
Schott(ショット)のレザーアイテムには、通称「ワンスター」と呼ばれる一つ星のスタッズがあしらわれているのが特徴です。
ENGINEER BOOTS/エンジニアブーツ
MIX.tokyo公式サイト(https://mix.tokyo/)より
価格:66,000円(税込)
Schott(ショット)の“ワンスター”がストラップ部分にあしらわれた、エンジニアブーツ。
マットな質感で落ち着いた風合いのスムースレザーを採用し、上品な仕上がりとなっています。 定番色のブラックに、シルバーの金具や装飾がワンポイント。
カジュアルなデザインにエレガントさが加わった、普段使いにぴったりのエンジニアブーツです。
おわりに
履くだけで、タフで無骨なコーディネートが完成するエンジニアブーツ。
アメカジフリークやバイカーにとって、欠かせないファッションアイテムです。
耐久性に優れ、ずっと履くことができるため、一生の相棒に。
ぜひ、お気に入りの一足を見つけて、これからの人生をブーツとともに歩んでいってくださいね!